世界で最も美しい漆喰など非常に素敵な提案のある西洋漆喰。
他方、日本の気候に合わず、カビや苔などが発生する事案が非常に増えています。
また、西洋漆喰は表面が強アルカリであるため、通常の塗装工程では塗膜が密着せず剥がれます。
ツボイ塗工では長年の経験を生かし、西洋漆喰の塗り替えトップランナーとなるべく、
最高の状態で漆喰の意匠が生かせる工法を開発しました。
日本の漆喰(気硬性漆喰)は日本産消石灰(貝灰など)にすさ、布海苔などの天然素材を練り合わせます。
基本的に内装・準外部(深い屋根の下・深い庇のついた塀)などに用いられている古来の外壁材です。
他方、10年ほど前から日本に入ってきた西洋漆喰は生石灰を焼いて消石灰を作り、この消石灰に骨材、疑集剤、 保湿剤、防水剤、 無機の換気剤、塑像剤、色素、セルロースファイバー等の材料が入る素材。
一部ではヨーロッパの漆喰は粘土質であるから日本のものとは違うとの見解ですが、固めるための凝集剤・防水材など粘土化する素材も添加する事から素材として天然なのか怪しい部分もあります。
一例として外部用ではありませんが、特許申請中の関西ペイント・アートシックイ(内装用)は内容量の90%を高知県産消石灰、残りを樹脂などの繋ぎで占める純度の高い漆喰材料となります。